京都宇治 大人の極上体験 (アート・クラフト・歴史・文化)

曹洞宗最古の禅寺「興聖寺」での坐禅と抹茶、京都水墨画家による本格水墨体験

アート 歴史・文化・自然

曹洞宗最古の禅寺「興聖寺」での坐禅と抹茶、京都水墨画家による本格水墨体験

¥13,200(込) 2人〜 3H

Tour Number 1

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ツアーの特徴

▶︎この体験について
マインドフルネスや瞑想など、ウェルビーイングにおいて注目されてきた「禅」は、ここ京都宇治の名産「宇治茶」と密接な関係があります。
西暦1300年前後、武士の精神や中国文化が日本に入ってきた鎌倉時代(1185年ー1333年)、禅僧が悟りを開くためにあらゆる欲や煩悩をなくす厳しい修行の中で、特に難しいとされる「睡眠欲」を断ち切るために、カフェインを多く含むお茶が薬として役に立ちました。
その禅宗の中でも1番初めに坐禅を取り入れたのが今回の体験場所、京都・宇治にある「興聖寺」です。

この体験では修行僧の方が、現在においても普段寝起きされている僧堂という場所で坐禅体験を行います。そしてその後、寺院内の一室で、京都祇園で指導をしている水墨画家中屋丹幸氏に直接指導を受ける本格的な水墨体験の時間を過ごします。体験の最後は僧侶の方に点てていただいた宇治の抹茶をいただきます。
本格的な禅寺での体験を通じ、禅の世界観に没入し、日常を断し非日常にどっぷりと浸っていただく、凝縮された禅の世界を堪能ください。

ツアーの流れ

興聖寺の琴坂

駅から体験場所までの散策も楽しい旅のスタートです。

体験の場所となる興聖寺は、禅宗の一つである曹洞宗で現在日本に14,000以上ある、曹洞宗寺院において最古の寺院です。
参道は「琴坂」と称し、秋には紅葉の名所として人気を博しています。
京都の伏見城の遺構で建てられた本堂は、歩くときしむ「鴬張りの廊下」、血に染まった手形や 足形が残る「血天井」杉戸絵(すぎどえ)などが特徴とされています。
他にも宇治十二景の一つでもある枯山水庭園などもあり、坐禅の前には境内を拝観していただけます。

坐禅をする場所は、今でも修行僧の方が寝起きされている僧堂

宇治だからこそ "禅"

今回の体験場所である興聖寺は、禅宗の中でも1番初めに坐禅を取り入れた寺院です。
曹洞宗では、悟りと修行は同一のものであり、座禅は悟りをめざすためのものではなく、座禅の姿そのものが悟りの姿であるという教えがあります。
今回、坐禅体験をさせていただくのは修行僧の方が今でも普段寝起きされている「僧堂」という場所です。
このような場所で坐禅体験ができることはとても珍しく、独特の空間の中で坐禅を組みます。
忙しい日々の中で、ふと心身を落ち着ける。静寂の中で、壁側を向いて、ただ自分自身と向き合う時間...
心静かに坐禅を組み、自分自身と向き合う時間を作っていただければと思います。
座ることが難しい方には椅子も用意されています。
形式にあまりにもとらわれることよりも、無になり今を感じることを重要と考える興聖寺では、他の坐禅体験のように僧侶に肩を叩かれるということはありません。
「ただ座る」「ただ目を閉じる」これは慌ただしい日常となった現代では、できそうでできない極上の時間ではないでしょうか。

水墨画家 中屋丹幸氏

京都祇園で水墨教室を主催、寺院内や作品の依頼実績豊富な水墨画家による本格指導 水墨画家:中屋丹幸氏

▷中屋丹幸氏 プロフィール

小学生の頃、現在でもお付き合いのある臨済宗妙心寺派のご住職より仏教に関する書籍を大量に頂く。
特にその中で「白隠」の水墨画に魅了され、お習字の道具を使い、見よう見まねで「達磨図」などを描き出す。そのことが禅と水墨画の世界を知るきっかけとなる。
病弱だったこともあり外ではあまり活動できず、家の中で水墨画や漫画を真似て描く小学生時代を送る。

中学校では、ソフトテニス部と美術部に所属。この頃から油彩などを学び始める。

高校では、一年生から芸術大学に向けてデッサンに明け暮れる。一方、当時の美術部の先生の「何でもやってみて可能性を広げてみよう!」という方針から、絵画から彫刻までなんでも挑戦する高校生活を送る。
大学においても高校での影響を受け、絵画から彫刻まで幅広く創作活動を行う。
卒業後、作家活動を開始。
30歳の頃から禅や水墨画のご縁がつながり、お寺や大学などで禅と水墨画の面白さを伝える機会に恵まれる。「心を潤すと、新たな自分を知り、さらに人生が潤う」この思いを大切にし、日々の活動に励んでいる。


近年の活動:
「十六羅漢図」襖絵(京都・臨済宗妙心寺派 慈雲寺)
「涅槃図」掛軸(京都・臨済宗妙心寺派 普門寺)
「日常の営為」~我還~ (京都・御池ギャラリー)
「日常の営為」~仏性、そして、現実態~(三重・亀山トリエンナーレ )
「仏性のかたち」~祈りの姿から生まれたもの~ (プノンペン・アジアデザインアート展)
元・花園研修会水墨画講座講師 / 元・京都造形芸術大学非常勤講師

水墨画体験

水墨画を通じ、日常を断し、非日常に浸り、禅の世界観に没入

水墨画とは、“紙に一筆描く”その連続であり、集積のすがたとも言えます。
すぐに目に見えるかたちで表現でき、そこに間違いなどはありません。
「一筆一筆は、その瞬間瞬間の自分の気持ちである」ただそれだけです。
“うまく描く”ではなく、“うまく 自分を表現する”ことを大切に時間を過ごします。

最後は僧侶のたてた抹茶とお菓子でホッと一息

旅の最後に、興聖寺の僧侶の方が点てるお点前をお茶菓子と共にいただきます。
集中し没頭した時間の最後にホッと一息。飲んでいただくお抹茶は、宇治で生産された宇治抹茶です。
本格的な体験を通じ没頭することで、禅に没入する半日をお過ごしいただきます。

ツアーの詳細

Tour Number 1

リクエストに応じての開催となります。
曹洞宗仏徳山 興聖寺 〒611-0021 京都府宇治市宇治山田27-1(京阪宇治駅徒歩13分)
おひとり様 13,200円(税込)
(興聖寺拝観料、座禅体験料、水墨画体験料、材料費、施設使用料、抹茶・お菓子を含む)
13歳以上
2〜12名
催行いたします。
旅行開始日の前日から起算して
3日前から前々日まで30%
前日以降100%
クレジットカード決済等または銀行振込
・床に座って坐禅体験ができる服装(床に座ることが難しい方は椅子を準備します。事前にご相談ください。)
(ミニスカートやタイトスカート、伸縮性の無いズボンなど坐禅に適さない服装はお控えください)
・水墨画が服に付着した場合、洗い流せない画材になります。
・車で来られる場合は、駐車料: 500円
・大人数の場合はご相談ください。
・お子さまがご参加される場合、同伴者の方も1名様分の料金が発生いたします。

その他のおすすめ旅

路地裏ジャーニーは、京都府宇治市の観光資源である宇治茶の歴史を紐解き、
様々な作り手との出逢いや体験を味わい、没頭できる大人の極上体験を提供しています。
宇治茶とつながりの深い禅をはじめとするマインドフルネスや瞑想をテーマとした
茶道、水墨、座禅、仏画、花、修復、職人、アート、工房見学などの体験を通して、
集中、没頭による自分自身と向き合う価値のある時間をお過ごしください。
京都 宇治の路地裏で、大人の極上の「ととのい旅」へ出かけてみませんか。